天気の子みてきた

8月末、少し時間が出来たので話題の天気の子をみてきた。

 

新海誠監督の作品は「君の名は。」しかみたことがなかったうえに、

 

「今から晴れるよ」

 

の予備知識しかない状態で映画館に向かった。

 

まで見ていない人への感想としては「1回見てきた方が良い」につきる。

 

個人的に引き込まれたのは、

特異な能力を持つ主人公の周りにいる人物。

 

主人公たちとは違い「特殊能力」を持っていない、いわゆる「普通の人間」

だが、「彼らの人間らしさ」に僕は引き込まれた。

 

子供の頃、

 

自分にも魔法みたいな、自分だけの特殊能力があればいいのに

 

と思っていた。これは多くの人(特に男子)に共感されることだと思うが

自分だけがもつ能力に憧れを抱いていた。

 

今でもたまにはそんなことを思う。

 

でもこの映画の人間たちは、特に何か能力を持っていないからこそ人間らしいと感じた。

 

客観的にみると、「そんな、ひどい」と思うことも、いざ自分がこの状況にあったらということを考えるとそのような行動をとってしまうだろうという場面が多くあった。

 

でもそんな人でも仲間のために命を張ることだってある。

 

これは極端かもしれないが、それがその人間の個性であり「特殊能力」なのかもしれない。

 

これくらいなら自分にもなにか特殊能力といえるものがあるかもしれないと思った。

 

 

あなたはたいせつなひとのためにいのちをはることができますか?