俺が物理出来ないのは数学が出来ないせいじゃん?

学部4年の5月。

外部の理系大学院進学を目指して今までサボってきたツケを払っているわけだが(サボっていたつもりはないけどあきらかに大学院を目指す一般の学部4年には明らかな差がある)、なかなか進捗が生まれない。

というのも、定性的な部分は良いのだが、数式を追うのにいちいち苦労しているのだ。


例えば、電磁気学の演習問題を解いているときにこんな式がでてきた。


 \displaystyle \lim_{l \to \infty} \frac{l}{\sqrt{l^2 + a^2}}


こんな極限計算なんて数学Ⅲを学んだ人にとっては簡単な計算だろう。
単に分母分子に \frac{1}{l}をかけて


 \displaystyle \lim_{l \to \infty} \frac{1}{\sqrt{1 + \frac{a^2}{l^2} }} = 1





はい。終了。




しかし数Ⅲから4年離れただけでなく、大学に入ってから学んだロピタルの定理だのテイラー展開だのといった「なんかすごそうな数学」に翻弄された僕は、このたった数秒で終わりそうな計算に30分近く溶かしてしまったのだ。
受験生なら誰でも知ってる不定形の問題だぞ……


我ながら、何してんだろうって思う。


大学に入学してから、「なんかすごそうな数学」や「なんかすごそうな物理」の話がたくさん出てくる。
それで賢くなった気分になって高校で学んだ「基礎中の基礎」なんて忘却の彼方なのだ。



こんなものを書く時間があるなら高校数学の復習でもしておけという感じだが、気分転換と何かあったときの備忘録としてたまに更新していこうと思う。




ちなみに今頑張っている本はこちら↓

詳解電磁気学演習

詳解電磁気学演習

天気の子みてきた

8月末、少し時間が出来たので話題の天気の子をみてきた。

 

新海誠監督の作品は「君の名は。」しかみたことがなかったうえに、

 

「今から晴れるよ」

 

の予備知識しかない状態で映画館に向かった。

 

まで見ていない人への感想としては「1回見てきた方が良い」につきる。

 

個人的に引き込まれたのは、

特異な能力を持つ主人公の周りにいる人物。

 

主人公たちとは違い「特殊能力」を持っていない、いわゆる「普通の人間」

だが、「彼らの人間らしさ」に僕は引き込まれた。

 

子供の頃、

 

自分にも魔法みたいな、自分だけの特殊能力があればいいのに

 

と思っていた。これは多くの人(特に男子)に共感されることだと思うが

自分だけがもつ能力に憧れを抱いていた。

 

今でもたまにはそんなことを思う。

 

でもこの映画の人間たちは、特に何か能力を持っていないからこそ人間らしいと感じた。

 

客観的にみると、「そんな、ひどい」と思うことも、いざ自分がこの状況にあったらということを考えるとそのような行動をとってしまうだろうという場面が多くあった。

 

でもそんな人でも仲間のために命を張ることだってある。

 

これは極端かもしれないが、それがその人間の個性であり「特殊能力」なのかもしれない。

 

これくらいなら自分にもなにか特殊能力といえるものがあるかもしれないと思った。

 

 

あなたはたいせつなひとのためにいのちをはることができますか? 

 

【ひとりごと】芸術

昔は芸術というものが苦手だった

 

音楽は幼い頃から好きで中学生の時に安いギターを買って簡単そうな曲ばかりを弾いていたが、絵に関しては全くといっていいほど才能がなかった。

中学校の美術の授業では、担当の先生に

 

「アイデアはいいんだけど実力が…」

 

と言われたことを覚えている。

 

なんでこんなものに俺の人生(成績)を左右されなきゃならないんだと思ったこともあった。

 

音楽だって、聴くのが好きなだけで得意ではない。

そうして高校へ入学したと同時に、ギターにも触れなくなってしまった。

 

しかし

大学に入った後、僕は芸術に魅了された。

 

きっかけはおそらくドイツ語の講義でドイツの芸術を見たとき。

あれほど憎らしかったはずの絵という芸術がずっと心に残り続ける。

未だに美術館に行ったことさえないが、

 

「今行きたい場所は?」

 

と聞かれたら迷わず

 

「美術館」

 

と答える。

なにがそうさせたのかは分からないが僕は芸術というものに取り憑かれた。

 

そして「ヨルシカ」というバンドに出会った。

たまたまn-bunaさんの放送を聴いていたときに「芸術至上主義」という単語をきいて

 

これは運命だ

 

本気でそう思った。

そうしてヨルシカの世界にも引き込まれていった。

 

ヨルシカの作品にはあらゆる芸術があり、毎回毎回心を締め付けられる。

 

これが恋なのか、

 

と思うほどに。

 

芸術というのは言葉では表せない美しさがある。

もちろん詩や小説といった「言葉による芸術」も存在するが、

それ自体を言葉で説明することは出来ない。

実際にその作品に触れることで芸術を知ることが出来る。

 

芸術はつまらない日々を豊かにしてくれる、そんなものだと思う

 

 

今は享受するだけの芸術だが、

いつか自分の芸術を外に発信していきたい。

 

自分の成長は見えづらいものだが、

中学生の自分から少しは成長したな、と思う。

自由に生きていきたいという話。(初投稿)

はじめまして。

 

あかそら です。

 

ふと思い立ってブログなるものを始めてみました。日常を送る中で思ったことなどをジャンルにとらわれず更新していこうと思います。

仕様とか書き方とかはまだよくわからないですがよろしくお願いします。

 

 

私はその場の気分で行動することが多い。

もちろんやらなければならないことはやらなければならないのである程度のゴールを定めた上で気の赴くままに行動している。

それがいいことなのか悪いことなのかは今の私にはわからない。

 

ただそんな生き方が好きだからそうしているだけ。

 

人間は理屈ではなく感情で動くものだと、そう思う。

 

賛否はあると思う。何せ主語が大きすぎる一文なので説得力のかけらもないだろうという気もするが、この考えが自分の根底にある。

 

そんなわけで私はそんな「人間の本能」のようなものに従って生きてやろうと思ったわけである。

 

人間関係が渦巻く中でこのような生き方は推奨されないのかもしれないが、周りに合わせてばかりで自分自身が死んでしまうことになるのであればいっそ自分勝手に生きてやるのもいいのではないかと思う。

 

自分なりの生き方を自分なりに考えながら、日常を送れたら。